キビレ39センチ…大阪・淀川

スポーツ報知
投げ釣りでキビレを釣った野村さん(左)と大型アブラメを仕留めた乾さん

 1人で釣りをするのもいいが、仲間と一緒に競い合うのも楽しい。

 私が所属する投げ釣りクラブの月例会が、3月24日午後9時から翌日の午前中にかけて開催され、参加した。

 審査対象は本賞の部がカレイ・アブラメ(クジメを含む)の1尾長寸、他魚の部はそれら以外の1尾長寸だ。

 釣行前、まずは作戦を立てた。最初は大阪市内の淀川で他魚の部のキビレを釣り、岬町に移動。みさき公園裏でアブラメ・クジメを狙うことにした。

 淀川はキビレの魚影が濃い。1月21日のクラブ初釣り大会では3時間で36~41センチを10尾釣った。

 大釣りを期待してスタート。2投目に勢いのあるアタリで早速、39センチの本命がヒットした。ハリを完全にのみこんでいたので「いける」と思ったが、その後は様子が変化。アタリが小さくなり、ハリに乗らないことが多くなった。週末の前に降った雨の影響で底にゴミが多く、水温も下がって食いが渋いようだ。

 攻め方を少し変えることにした。通常、ハリはチヌ5号(がまかつ)を使っているが、ハリ先がより鋭いキス専用バリに交換。乗りの悪い魚でも唇の皮一枚で掛かるようになり、結果として34~39センチを4尾釣った。

 移動した、みさき公園裏には根魚のポイントが多数ある。20センチ前後のクジメから40センチオーバーのアブラメまで釣れる、手軽な場所だ。午前6時に再開。20センチまでのクジメを3尾ゲットした。なお、道路から投げる場合は歩行者や車に注意が必要だ。

 泉佐野市内で午前11時に審査。兵庫・淡路市仮屋の波止に行った準会員の乾雅典さんが、アブラメ42・7センチという驚きの大物を持ち込んできた。居るところには居るものだ。

 私の結果は本賞で5位、他魚の部で4位。いずれもいまひとつだが、狙い通りに魚が釣れたので満足できた。(報知APG・野村 道雄)

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