巨ベラ祭りや管理池で45・3センチ…大阪・八尾市「中セ池」

スポーツ報知
45・3センチの大型ヘラブナ。迫力ある顔つきだ

 大阪・八尾市にある底釣り専門管理池「中セ池」に12日、出掛けた。5月の連休から一気に大型ヘラブナが釣れだして数、型とも期待できる。この日は午前7時の開場から約50人が訪れた。

 西桟橋と東桟橋はこの時期、短竿で大型が狙える。北と南は長竿が使えるので人気がある。

 南の釣り場で常連の文能さんらとご一緒した。「ゆっくり、魚の引きを感じながら上げるのが楽しい」という文能さんは長竿愛好家。短竿派の私もこの日は長竿に挑戦した。

 何度かヘラブナ釣りをする中で出した結論は「池のまぶし粉が一番」。ところが、この時期は色々なまぶし粉を使う人が多い。日中は夏を思わせる日差しだが、まだ早朝は涼しい。活性を上げるため集魚作用が強いペレットを混合したり、匂いが強いものを混ぜる人もいる。文能さんはタピオカの餌にモロヘイヤと池のペレットを混ぜたまぶし粉を使用。ウキがズバッと沈む良いアタリが出ていた。

 私は細ウドンの餌に池のまぶし粉を使った。上バリトントンでクリアなアタリを期待したが、なかなか思うようには出なかった。モゾモゾというアタリを合わせて3枚釣ったが、納得いかない。文能さんにタピオカとモロヘイヤ入りのまぶし粉を頂いた。試すと2枚釣れたが、後が続かない。午前中は7枚止まり。

 午後からはウドンと池のまぶし粉に戻した。適水温になってきたのか、午後3時半頃からアタリが頻繁に出た。明らかに魚が寄っている気配。ウキがフワッと動いたのを見送って待つとチクッと鋭く沈んだ。きれいなヘラブナが掛かった。

 チクッと鋭いアタリを取り、最終釣果は18枚(30~37・5センチ)だった。全体の合計は35センチ以上が144枚、40センチ以上が31枚。この池の実力を見せつけられた。

 これからはヘラブナがますます元気になる季節。大型の数釣りを狙って出掛けてみては。

 問い合わせは「中セ池」(TEL072・941・7690)へ。料金は一日2500円。現在の営業時間は午前7時~午後5時。毎週金曜と第2、3木曜が定休。(報知APG・峰松 茂美)

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