40センチ超チヌ連発!…岡山磯釣り勉強会

スポーツ報知
勉強会の講師を務めた矢部さん(前列左から2人目)と吉田さん(同3人目)に参加者たち

 磯釣り愛好家のスキルアップを目的に「岡山磯釣り勉強会」(主催・岡山磯釣り勉強会実行委員会)を5月27日、香川・小豆島で開催した。

 まずは土庄町小海周辺の磯と波止で、参加者6人に私たち講師が助言しながら4時間ほど実釣。チヌがよく釣れて最長寸は45・5センチ、2人で20尾という好結果も出た。

 続いて馬越港の西波止に移動。参加者に吉田賢一郎さん(報知APG)と私の釣りを見てもらいながら解説した。

 私はPE製の道糸を使用。特徴と注意点について「抜群の飛距離と感度、ラインメンディングのしやすさが最大の特徴。ウキ止めを使う時はナイロンリーダーをオルブラットノットで接続すること。伸びがないので強く合わせると切れやすい」と説明した。

 水深は、15メートルほど沖まで約6メートル。潮が動き出すと25メートルほど沖に潮筋ができ、駆け上がりを狙った。

 「流れが緩く、餌取りがいない状況ではまき餌と仕掛けをダイレクトに合わせる。仕掛けがなじんでアタリがなければ、ラインを張って少しずつ手前に引っ張り、探る」。

 3投目、アタリがないまま刺し餌を取られた。アタリが出やすいようにハリ上40センチにG7のオモリを打って投入。仕掛けがなじむと同時にウキがジワーッと沈んだ。40センチオーバーの良型チヌをゲットした。

 1時間後、敷石の西端に場所交代。終了時間が近づいた頃、左にゆっくり潮が流れだした。25メートルほど沖の潮目が、潮下でS状になった。「あそこが狙い目」。なるほどウキ止めを付け、ウキ下5メートルで流した。2投目で竿引きのアタリがあり、連発した。

 閉会式では参加者から「大変、勉強になった」と感謝された。当会は今後も秋と春に開催予定。皆さん、ぜひご参加を!

 問い合わせはEメールで「同実行委員会」(hamafuefuki@n.vodafone.ne.jp)へ。渡船は牛窓港から「まこと渡船」船長携帯090・4650・6095)を利用。(報知APG・矢部 卓)

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