玉置浩二、友人ASKA容疑者逮捕に言葉失う 先月29日ライブで共演

スポーツ報知

 17日に覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)に関して、Chage(56)が公式ホームページにコメントを寄せた。昨年、活動再開を視野に入れていただけに「大変残念です」と悔しさを隠せなかった。また、公私にわたる友人で、先月29日には自身の東京公演にサプライズ出演させた歌手の玉置浩二(55)は、逮捕の一報に大きなショックを受けたようだ。

 玉置はこの日の昼過ぎにASKA容疑者逮捕のニュースを聞いた。関係者によると「言葉も出ないほど落胆しているようだった」という。現在は全国ツアー中で、この日は福岡から長崎への移動日だったが、この関係者は「ショックでコメントを出せる状況にない」と話した。

 ASKA容疑者が2年前に出演したテレビ番組で「玉置と歌ってみたい」と呼び掛けたのを機に交流が始まり、互いの自宅スタジオを行き来。昨年夏にASKA容疑者の薬物疑惑が報じられた際、玉置は「何とかしてあいつを助けたい」と話し、秋頃には2人で新曲を発売する計画を立案。その後、玉置が連続ドラマの撮影に入ったため制作は中断も、本気だった。

 先月29日には玉置が東京国際フォーラム公演にASKAを招待。当初ASKAはステージに上がる予定はなかったが、玉置が「今夜、奇跡を起こそう」とステージに呼び、2人で「SAY YES」をワンコーラスだけ歌った。ASKAはメガネをかけ、休養前よりもかなり太った印象だった。玉置が「スキャンダルなら俺の方が横綱」と冗談めかすと、ASKAは「お前に比べれば俺の“冬”なんて大したことない」と返答。楽屋では音楽業界の現状や今後の制作について前向きに話しており、近くにいた関係者によると「変わった様子は全くなかった」という。

 その後、2人は直接会うことはなかったが、デュエット計画が残されていたこともあり、電話やメールなどではやりとりしていたという。16日の福岡のコンサートでは「SAY YES」を観客と合唱したという。玉置の落胆は大きいに違いない。

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