松山千春「俺が叱る」ASKA容疑者に苦言!

スポーツ報知

 「SAY YES」などのヒット曲で知られる「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)が17日、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕された。

 歌手の松山千春(58)が17日、千葉県内で行われたチャリティーゴルフ大会に参加。ASKA容疑者に苦言を呈した。

 ストレートな物言いで、歌手界の“ご意見番”としても知られる千春も驚くしかなかった。ホールアウト後、取材陣に囲まれてASKA容疑者の逮捕について聞かれると、あまりに突然の話に一瞬、目が点になった後、言葉を絞り出した。

 「どんなことがあっても許されるべきものではない。だからといって、ヤツが作ってきた作品すべてが消去されるべきでもない」。同世代の歌い手として、共に多くの楽曲の作詞、作曲を手掛けてきた制作者として、ASKA容疑者の才能を高く評価している。それだけに、悔しさと同時に“曲に罪はない”ことを訴えた。

 これまで交流する中で、薬物におぼれてしまうような様子は見たことがなかったという。「そういうことをするような人間とも思えないし、雰囲気でもなかった。出来心なのかな」と千春。「俺が直接、叱ってやりたいですよ」と悔しさをにじませた。

 覚醒剤で逮捕されたという事実は、今後も消えることはない。ただ、罪を認め、償った後には、再び歌の世界に戻って来てほしいことを熱望した。「皆さん(世間)にやったことはやったと明確にして、償うべきは償ってほしい。そしてもう一度、ちゃんと帰って来てほしい。我々のステージにと、そう呼び掛けたい」。自分が“後見人”として支えたい意向を示していた。

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