稲村亜美「プロ野球No.1決定戦! バトルスタジアム」で初MC!…来年1月7日放送

スポーツ報知
ショートパンツとハイソックスが健康的な色気を放つ稲村亜美

 タレント・稲村亜美(21)が、読売テレビ制作のスポーツバラエティー「ダイワハウススペシャル プロ野球No.1決定戦! バトルスタジアム」(日本テレビ系、来年1月7日・後1時15分)にMCとして初出演した。12球団の人気選手36人が様々な競技に挑む番組で、このほど大阪城ホールで行われた収録ではフォームの美しさが話題の「神スイング」「神ピッチング」も披露。「野球の仕事に関われて、すごく幸せ」と笑う“元気印”に2018年の展望などを聞いた。(筒井 政也)

 1985年にスタートし、今回で33年目の歴史ある新春恒例特番。各球団の代表3選手が「力」「守」「投」「絆」などを争う。「ずっと見ていた番組。オフシーズンで現役選手との共演はまれにありますが、ここまで間近に走ったり投げたりを見るのは初めて。光栄です」と目を輝かせた。

 開会を告げるティーバッティングでは豪快な「神スイング」を披露して「ホッとしすぎて、その後の進行で痛恨のミスが…(苦笑い)」。動くポールをくぐり抜け、的に球を当てる「投」の競技「ムービングピッチ」では“模範投球”にも挑んだ。

 「実際に体感したい」と思ったのは、5つの関門を速攻でクリアしていく「守」の競技「サーキットレーシング」。「足は速くないですが、ジャンプ力があると思っているので、ハードル競技は有利かな」と空想したが、球界を代表する俊足自慢のプレーにビックリ。「もちろんカッコいいし、競技後のコメントに選手の個性や性格も出るので、そこも楽しめました。球場では見られない選手のすごさが盛りだくさん。もっと野球が好きになるはずです」と番組の魅力をPRした。

 自身も小・中学生時代の9年間、男子に交じって野球に励んだ。「小学校の時はキャプテン。ピッチャーとファーストをやっていたんですが、好きなのはピッチング。三振を取れた時とか気持ちいい。相手が男の子だったので、当ててもいいや!と内角をズバッと攻めたり」と笑顔。

 プロ野球OBとの共演は多く、元ロッテの里崎智也氏(41)からは「キャッチャーの所へ来ちゃうぐらい、前へ前へ!」と投球術の心得を授かった。タレント業にも通じるアドバイス。「仕事はど真ん中狙いですね。思ったことをストレートに発信したい」と腕をぶした。

 始球式もすっかり常連で「普段、生きている中では感じられないプレッシャーと、ちゃんと投げられた時の達成感がすごい」。12球団で残すのは、巨人と広島の主催試合のみだ。公式戦最速計時は今年4月の甲子園球場での103キロ。東京ドームかマツダスタジアムでの記録更新に期待がかかるが「球速にばかりこだわらず、コントロール重視で行きます」。乱調にならないのもプロとしての姿勢だ。

 高校1年に芸能界デビューしており「プロ野球だと7年目はシビアな年。もっと頑張りたい」と現状維持では満足していない。「東京オリンピックまであと2年。もっとレベルアップを。競馬も好きなので、プライベートでは乗馬にも挑戦したい」。アスリート精神で新たな年を迎える。

 ◆稲村 亜美(いなむら・あみ)1996年1月13日生まれ。21歳。東京都出身。12年にデビューし、14年に講談社主催アイドルオーディション「Miss iD2014」に選出。15年、トヨタ自動車のウェブCMでのバッティングシーンが「神スイング」と話題になる。MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」(水曜・後11時58分)レギュラー。身長173センチ。3サイズB86・W61・H88センチ。特技は野球、ギンナンむき。

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