NGKリニューアルに桂文枝、西川きよし…芸人総勢127人出席

スポーツ報知
なんばグランド花月のリニューアルオープンセレモニーで、「いらっしゃ〜い」のポーズを決める(手前右から)桂文珍、西川きよし、桂文枝ら吉本興業の関係者たち 

 大阪・中央区の「なんばグランド花月」が21日、リニューアルオープンした。開演に先駆けて、吉本興業所属の芸人総勢127人がオープニングセレモニーに出席した。

 テープカットには、桂文枝(74)、西川きよし(71)、中田カウス・ボタン、桂文珍(69)らがテープカットに参加。あいさつに立った吉本興業・吉野伊佐男会長(75)は「関西初出店のお店もあり、劇場の観劇以外にも楽しめる空間となっている。皆様に一生懸命お笑いを提供して、笑顔になって帰ってもらえるような劇場を目指していきたい」と話した。

 中川家と海原やすよ・ともこが担当したくす玉が割れず、若手コンビのトット・桑原智佑(32)らが肩車をしてくす玉を手で開けるというハプニングもあり、吉本らしい笑いに包まれたセレモニーとなった。

 関西のお笑い文化の拠点である「笑いの殿堂」なんばグランド花月は、1987年11月にオープン。今年9月下旬から約3か月間の大規模改修工事を行った。外観をモダンレトロな雰囲気に統一し、2階にある劇場入り口を大きな門構えとした。展示スペースでは、NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインのモデルとなった吉本興業の創業者・吉本せいの写真や、昔の劇場の一日の出番表を展示するなど、吉本興業やお笑いの歴史を紹介している。

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