瀬古利彦氏、「陸王」最終回に自ら売り込みドラマ初出演「ぜひ出演したいと思っていた」

スポーツ報知
ドラマに初出演した瀬古利彦氏(C)TBS

 俳優・役所広司(61)主演のTBS系ドラマ「陸王」(日曜・後9時)の、24日に放送される最終回に、日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー(61)=DeNA総監督=がドラマ初出演することが22日、分かった。山崎賢人(23)演じる大地が就職活動で最終面接を受ける「メトロ電業」の企画部長・桐山役で出演する。

 ドラマが始まったときから注目していたという瀬古氏は「機会があればぜひ出演したいと思っていました。最終回が近づき諦めかけていた」そうで出演が現実となり大喜び。本作の競技シーンで実況を務めるTBSの初田啓介アナ(47)とニューイヤー駅伝などで一緒に仕事したことがあり、冗談半分に「僕も『陸王』に出演してみたいな…」と話したことがあるとか。それが初田アナを通じてプロデューサーの耳に入り、今回の出演が実現した。「竹内涼真さんが演じる茂木裕人選手が、まるで自分の現役時代のようだと感情移入して見ていました」と共感したそうで、「このドラマを通して日本の陸上長距離、そしてマラソンに再度注目が集まることを願ってやみません。元旦には本物の『ニューイヤー駅伝』もぜひ見てくださいね」と“本業”のアピールも忘れなかった。

 同作は池井戸潤さんの同名小説原作の企業再生ストーリー。老舗の足袋業者・こはぜ屋社長(役所)が足袋の需要激減で資金繰りに悩み、新規事業への参入を決意。足袋製造で培った技術を生かした「裸足感覚」を追求したランニングシューズ開発に乗り出す姿を描く物語。

 最終面接のシーンには、同局「ビビット」に“ニュース雑学おじさん”として出演する堀尾正明アナ(62)。俳優の小須田康人(56)も面接官として出演する。

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