桂ざこばが脳梗塞から復帰後初のロケ番組!「延命長寿の水」を飲み「もっと短い命やったかも…」

スポーツ報知
カンテレ年末特番で和歌山の旅を楽しんだ(左から)岡田圭右、桂ざこば、増田英彦

 大阪・カンテレの年末恒例特番「とらぶる?トラベル!2017」(29日・前9時50分、関西ローカル)で、落語家・桂ざこば(70)が、今年5月に脳梗塞のため倒れ、7月に仕事に復帰してから初めてのロケ収録を行った。

 お笑いコンビ・ますだおかだが、師と仰ぐざこばと旅を共にし、1年の疲れを癒やすバラエティー。2014年にスタートして今回が4回目だが、ざこばは「事務所の方から『今年も(番組が)あるねんで!』と聞かされて『ムチャ言うたらアカンがな』と(笑い)。なかなか言葉が出てこないので申し訳ないな~と思うねんけど」と、ちゅうちょしたが、「とにかく、ありがたい」と久々のロケを楽しんだ。

 行き先は、和歌山県の那智勝浦。大阪・カンテレ本社前にざこばが現れると、ますだおかだはバンザイをして再会に大はしゃぎ。ざこばは「お2人さんやスタッフに『ワー! 元気やね』って言われ、うれしいねんけどもう涙が…。泣くわけにはイカンので頑張りましたけど、ホンマは泣きそうやった」。那智の滝で、ますだおかだがくみに行った「延命長寿の水」で喉を潤すと「ホンマにありがとう。これで短命でもかめへんねん。ホンマならもっと短い命やったかも分からん」と、しみじみ感謝した。

 ますだおかだの増田英彦(47)は「師匠が元気になられたっていう記事を見ても、さすがに年末にこのロケは無理やろうなって思っていたので、この旅を成立させてくれた師匠の頑張りに、ホンマ感謝です」。昨年までさこばが「酒、飲みたい」を連発して困っていたそうで「今回が一番楽なロケでした」と話すと、ざこばから「だいぶ迷惑やったんやな!」と突っ込まれた。

 一方、岡田圭右(49)は「責任感がすごく強い方で、ロケの間も終始『これで大丈夫かな?』とおしゃっていて。でも、出ていただくだけで十分だし、逆に我々がお笑いの部分で何か新たなスイッチが入って、また新たなざこば師匠の一面が見せられるきっかけになれば」と話した。

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