朝夏まなと&神田沙也加、ダブル主演で「マイ・フェア・レディ」…朝夏は宝塚退団後初ミュージカル

スポーツ報知
イライザの衣装姿を披露した朝夏まなと(右)、神田沙也加

 11月に宝塚歌劇を卒業した元宙組トップスター・朝夏まなと(33)と女優・神田沙也加(31)が、来年9月上演の東宝ミュージカル「マイ・フェア・レディ」(G2演出、9月16~30日、東京・東急シアターオーブ)にダブル主演することが24日、分かった。

 ロンドンの下町の花売り娘イライザが、言語学者の特訓を受け、貴婦人に変貌を遂げる名作は、オードリー・へプバーン主演の映画でも有名。日本では1990年から約20年間主演した大地真央を始め、近年は元宝塚トップの霧矢大夢(43)、真飛聖(41)が主演してきた。

 朝夏は東宝芸能への所属が決まり、今作がファン待望の退団後初のミュージカル。先ごろ、イライザ姿でポスター撮影を終えた。「初めてのことだらけで緊張でいっぱいですが、少しでも私らしいイライザを演じ、新しい一面を見ていただきたい」と意気込む。

 主人公の衣装を違和感なく着こなし「カメラマンにテンションを上げていただいた。ここで得たイメージを舞台で表現したい」と役同様、朝夏の女優としての変貌ぶりにも注目だ。

 神田は、もともと大好きな作品で尊敬する大地の舞台を何度も観劇。「いつかイライザになりたいと思い、ミュージカルをしてきた。出演は夢のよう」と興奮ぎみ。スチール撮影中も感激で何度も「泣きそうになった」というが「とにかくリラックス、と自分に言い聞かせて臨みました」と熱いコメント。大きくタイプの異なるイライザが誕生しそうだ。

 ○…イライザを教育するヒギンズ教授も、13年から演じている寺脇康文(55)と、新たに別所哲也(52)のダブルキャストに。米ニューヨークでの世界初演は1956年で、日本初演が映画公開前年の63年。初代イライザは江利チエミさん、ヒギンズ教授を高島忠夫で開幕した。これまでの上演回数は1124回にのぼる。

芸能

×