舘ひろし、初のサンタ姿で7年ぶりステージ 夫婦円満の秘訣は「隠し事は、する」

スポーツ報知
サンタクロースの衣装で歌声を響かせた舘ひろし

 俳優の舘ひろし(67)が24日、都内で7年ぶりのディナーショーを行った。歌手としてステージに立つのは、40周年の15年12月以来2年ぶり。没後30年を迎えた師匠の故・石原裕次郎さんの代表曲「嵐を呼ぶ男」など14曲を歌い、480人と聖夜を楽しんだ。

 アンコールでは「人生初」のサンタの衣装で登場。「嫌と言ったんだけど…。でも楽しんでいただければ」。デビュー時に所属したロックバンド「クールス」の「紫のハイウェイ」では、元々チケットを購入していたメンバーの水口晴幸(65)もゲスト出演。共演は舘が77年にソロ転向して40年ぶり。「リハーサルから楽しかった。変わったこともあるけど、根本は変わっていない。昔の不良が集まった感じ」と歌声に力を込めた。

 ディナーショーを行うにあたり、まき子夫人(84)と、裕次郎さんがレコーディングする際の昔話に花を咲かせた。「俺らは何十回も歌うけど、あの人は5回しか歌わなかった。本当に歌がうまい人。ずっと家で練習していたことを初めて聞いた。見えないところで努力していたことを聞いてうれしかった。あの人でさえ練習が必要だったんだ」と感慨深げに話していた。

 ◆炊き出し仲間祝福

 舘は、15年6月に熊本地震の被災者支援で一緒に炊き出しを行ったV6・岡田の結婚について「(岡田は)マジメで、すごくお似合いのカップル。幸せになってほしい」と祝福した。結婚生活の先輩として、夫婦円満の秘訣(ひけつ)は「隠し事は、する。この年になったら何を隠してるか忘れるけど。俺に聞くのが間違ってる。俺に聞くな」と冗談交じりに話した。

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