市川海老蔵に麻央さんが残した“財産”とは…テリー伊藤氏との対談で明かす

スポーツ報知
市川海老蔵

 歌舞伎役者の市川海老蔵(40)が29日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)にVTR出演。テリー伊藤氏(68)と対談を行った。

 テリー氏は、海老蔵と今年6月に亡くなった小林麻央さん(享年34)の結婚式に出席するほど仲が良い。

 テリー氏が「麻央さんへの思いは募ってくる?」と切り出すと海老蔵は「大きくなりますよね。時折ドッとくるものはあります。一人になったときは、悲しいですね」と吐露した。

 長男・勸玄(かんげん)くん(4)と長女・麗禾(れいか)ちゃん(6)が、どのように麻央さんのの死を受け止めているか問われると「プールで遊んでいたりとかご飯を食べているとき、普通に『ママに会いたいね』と言われてハっとなる。どうしていいかわからなくなることが日常茶飯事」といい、「包み隠さず子供に話す。『会いたいね』と返すし、『空から見てるよ』『そばにいるよ』と話す。(子どもたちが)『そうか。生まれ変わったかな』と言うと、『それは分からないけど、そばにいるから大丈夫だよ』と返答する」と明かした。

 海老蔵は子供がいるから頑張れると話し「いなかったら立ち直れないです。子どもたちの笑顔が無邪気なものが目の前にあるので…子供もいなく妻に先立たれたら…ちょっと想像付かないですね」と苦笑いを浮かべた。

 「お酒は一滴も飲まなくなった。昔は1日4箱吸っていたのに、たばこも吸わなくなった。お食事に呼ばれて、お酒が入っているスイーツなどを食べると酔ってしまう」と海老蔵。

 初春歌舞伎(18年1月3~26日、東京・新橋演舞場)で初舞台を踏む麗禾ちゃんは「稽古は毎日やっているけど、そんなに厳し過ぎてもいけない。一か月間続けられるように急がず、慌てずにやっていけたらいい」という。

 10月には新恋人報道があった。海老蔵は「まだ(麻央さんが亡くなってから)半年しか経っていないし、正直そういうことは考えられない。後援会の人がすすめたとかいう記事を見るけど、そんなことを言う人は僕の周りにはいない」と気にもとめない様子。

 対談の最後にテリー氏から「麻央さんのすごさとは?」と問われた海老蔵は「会ってから別れるまでずっと変わらなかった。愛にあふれていたというか、自分のことよりも他人を優先する人だった。今までは自分勝手に自分のことを優先して生活していたけど、それは違うな(と考えるようになれた)」と麻央さんが残してくれた“財産”を明かした。

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