初の紅白大トリのゆず「2020年東京五輪にも音楽でエールを送りたい」

スポーツ報知
ゆず(左から)北川悠仁、岩沢厚治

 大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」(後7時15分)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。

 「栄光の架橋」で初の大トリを飾るゆずの北川悠仁(40)は大トリの大役について「初めて聞いた時はドッキリだと思いました。ビックリしたし、緊張するけど、楽しみな気持ちが強いです」とニッコリ。

 妻でフリーアナウンサーの高島彩(38)も「とっても喜んでまして。大みそかは家族で見てくれると思います」と明かした。

 岩沢厚治(41)も「今年は20周年。ライブで頑張ってきたごほうびをNHKさんからいただいた感じです」と話した。

 「栄光の架橋」について「2004年のアテネ五輪のテーマソングだけど、オリンピック終わっても、いろいろなところで歌わせてもらって。震災後の東北でも歌わせてもらった、この曲を紅白で歌えることがうれしいです」と北川。

 同じ五輪のテーマソング「Hero」を歌う安室奈美恵(40)が来年9月で引退。紅白では最後の“共演”となるが、「安室さんは世代も近くて、リスペクトしてきた存在。最後に紅白の舞台でご一緒できて、とてもうれしく思います」と北川は感慨深げ。

 「2020年東京五輪にも何らかの関わりを?」という質問が飛ぶと、「栄光の架橋を歌ってから、オリンピックへの思い入れがさらに強くなって、選手の皆さんともお付き合いができた。2020年もなんらかの形で音楽でエールを送れたらと思っています」と、目を輝かせた北川。

 この日のステージのバックには北島康介、吉田沙保里ら五輪の名選手の映像が流れる演出も。ゆずが早くも“五輪色”に染まった形となった。

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