坂上忍、清水アキラを直撃 覚醒剤逮捕の三男「なぜ保釈させなかったのか?」

スポーツ報知
逮捕を受け、涙ながらに会見した清水アキラ

 29日に放送されたフジテレビ系「バイキング」の特別番組「バイキング・ザ・ゴールデン 坂上忍が2017年ニュースの主役を直撃!あの騒動の真相&裏側初告白SP」(後6時)に、ものまねタレントの清水アキラ(63)がVTR出演。覚醒剤取締法違反(使用)の罪に問われ、懲役1年6月、執行猶予3年の判決がでた三男の元タレント・清水良太郎被告(29)への思いを語った。

 インタビューはMCの俳優・坂上忍(50)が、長野市の清水の自宅を訪ねて11月後半に行われた。亡くなった清水の両親が住んでいた実家で、清水は“卒婚”宣言してからここに月のうち10日間ほど一人で暮らしているという。

 坂上はまず、清水が良太郎容疑者(当時)を保釈させなかった決断について質問。清水は「わかんないな。全部わかんない。いいのか悪いのかわかんない」取材の時点でまだ保釈されていなかった状況で、清水は複雑な思いを吐露した。

 また、自身が号泣した会見について「(会見をするにあたって)思ったことは、本当のことを言おう、嘘偽りない自分の気持ちを言おうと。自分が涙するなんて思ってないのよ」と話した。

 保釈させないという決断は7時間に及ぶ家族会議で決め、清水が拘置所にいる良太郎容疑者に伝えた。理由は「反省しきれていない。もっと一人で考えないとダメだ」ということだった。聞いた良太郎容疑者は「ゴールは見えてたのに…」と本音をもらしたという。それを聞いて清水は「家族で決めたことは正解だったと思った」と話した。

 その後、拘置所の良太郎容疑者から便せん5枚に及ぶ手紙などが何度か届いた。番組ではその手紙を初公開。「俺なんかのために家族会議を開いてくれてありがとう」「オヤジがあんなに泣いている姿見たのは、おばあちゃんが火葬場に行く時以上だと思いました」などと反省と謝罪も気持ちをつづったものだった。

 良太郎容疑者は面会に訪れた母親に「その時(保釈されないとわかった時)は死ぬほどつらかったけど、重く受け止めていく」と語るなど変化が。担当の弁護士も「顔つきが変わった」と話していたという。

 しかし、覚醒剤との戦いは家族にとっても長い戦い。インタビュー終了後、囲炉裏を囲んで食事をすすめられた坂上は「出てきたら(保釈されたら)一緒に飲みたいね。無責任に説教できますよ」と、良太郎被告に得意の“毒舌”を発揮すると宣言した。さらに帰路につきながら「親御さんって大変ですね。長い戦いになるでしょうね。終わりのない戦いでしょうから大変」と清水を思いやった。

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