稲垣吾郎、香取慎吾、草ナギ剛が解散から1年振り返った 紅白再出場は「恐れ多い」

スポーツ報知
取材に応じた(左から)稲垣吾郎、香取慎吾、草ナギ剛

 元SMAPの稲垣吾郎(44)、草ナギ剛(43)、香取慎吾(40)が出演するAbemaTVの27分間生放送番組「27Hunホンノちょっとテレビ」が1日午前0時45分から配信された。3人は放送前に東京・芝公園のホテルメルパルク東京で取材に応じ、昨年大みそかのSMAP解散からの1年を振り返った。

 今年9月にはジャニーズ事務所を退社し、3人の公式サイト「新しい地図」を開設。11月にはAbemaTV「72時間テレビ」に出演し、稲垣はブログ、香取はインスタグラム、草なぎはユーチューブと、ジャニーズ時代は禁止されていたSNSをスタートさせるなど、話題を呼んだ。

 稲垣「本当に忘れられない1年となりました。いろんなことがありまして、たくさんの方々の愛情とお力を貸していただいて、ファンの皆様の力によって、新しい地図をスタートできまして、いいスタートをきることができました。これからも一歩一歩、地図を片手に皆さんとともに未開の地を開拓することができれば。色々な夢を開拓していきたい」

 香取「新しいことが始まりまして、こんな活動ができるとは思ってもいませんでした。今年ほど『ありがとうございます』と思う時はないです。たくさんの方に支えていただいて、自分がどうなってしまうのかわからないまま、大きな一歩を踏み出してみたら…自分だけの力じゃないというのを、これまでの人生の中で一番味わった。感謝です」

 草なぎ「今年1年、大きな一歩を踏み出せたんじゃないかと思ってます。新しいステージにたった。まさかこんな風に皆さんに支えられて、2018年を迎えられるとは」

 2018年は4月6日に3人が出演する映画「クソ野郎と美しき世界」も公開される。さらに突っ走るつもりだ。

 草なぎ「急ピッチでプロジェクトが決まっているので、決まってることをしっかりやりたい。必ず見てくれている人はいるので、仲間を募って、つながりを大事にしてやっていきたい」

 香取「皆さんと一緒にドキドキしたい。(僕らが)ドキドキしていることで、応援してる方もドキドキできる毎日になったら」

 稲垣「SNSを始めたり、わかってるつもりでわかってなかったことがあった。再発見することも多かったので、この気持ちを忘れないで一歩一歩進んでいきたい」

 リーダーシップをとってきた香取も、これほど多くの仕事ができるとは全く想像できなかったという。

 「冗談のように言ってますけど、『香取慎吾引退するの』と言われたりした中で、そんなことない、俺はやったるぜ、まだまだ前を向くんだと言っていたけど、こんな(スタジオの)金びょうぶの前で生放送できるなんて信じられない。願ったことはかなったりする方だけど、こんな日が来るとは…(想像は)ゼロですね」

 それぞれが始めたSNSも楽しんでいる。

 草なぎ「ネットはダイレクトに感想が帰ってくるので、安心感がある。いい気分ですね」

 稲垣「楽しくやらせて頂いてます。望んでいた方も大勢いて、僕らと一緒に始めた人も多くて。一緒になって学びながら気付かされたり。一緒に開拓しているようで楽しい。ファンの皆さんもリアルタイムにつながっていて、すごくいいコミュニケーションになってる」

 香取「絵を描くのも好きだけど写真を撮るのも好きだったので。草なぎのユーチューブは大変だろうなと思いますけど」

 放送前日の大みそかにはNHK紅白歌合戦が放送。SMAPとして23回出場し、大トリも5回務めた。再び紅白に出場したい思いはあるのか。

 香取「いや~、あれだけ長くいっぱい出演さえていただいて、今改めて考えると本当に光栄で幸せな時間。恐れ多いですね、今はまだ。(以前は)どこかあそこにいってリハして本番でっていうのが、ルーティンになってしまっていた部分もあるけど、今思うと素晴らしいステージ。さっきみたのはレディー・ガガの(渡辺)直美でしたけどね(笑い)」

 稲垣「恐れ多い感じがします。何もないところからスタートしたので。(紅白は)みんなが目指すところですし…それをやらせていただいていたんですけどね」

 激動の1年を振り返るように、1日午前1時15分から昨年の「72時間テレビ」を再放送中だ。

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