海老蔵長女・麗禾ちゃんが歌舞伎本公演でかぐや姫役初舞台

スポーツ報知
かぐや姫役を務めた麗禾ちゃん

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)が座長を務める「初春歌舞伎公演」が3日、東京・新橋演舞場で初日を迎え(26日まで)、長女の麗禾(れいか)ちゃん(6)が本格的な初舞台を踏んだ。 夜の部の「日本むかし話」に「幼少のかぐや姫」役で出演した。「私の名前はかぐや姫~!」「おじいさん、どうか私を育てて下さい」「動物たちを救ってくれる方をお待ちしておりました」。可憐な声でセリフを発すると、琴の音色に合わせて優雅に舞い踊った。特訓した日本舞踊の奥ゆかしい所作を見事に披露。大向こうから「成田屋ぁ!」の声が2度上がり、満員御礼約1400人の観客から拍手が巻き起こった。客席には弟の勸玄くん(4)の姿もあった。

 2013年、2歳の時に熊本県山鹿市の芝居小屋「八千代座」での公演で初お目見え。昨年6月には海老蔵の自主公演「ABKAI~石川五右衛門 外伝~」の一部に町人役として出演した経験はあるが、歌舞伎の本公演でセリフもある役を務めるのは初めてだった。

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