デーブ・スペクター氏「ガキ使」黒塗り騒動は「想定しなければいけなかった」

スポーツ報知
浜田雅功

 大みそかの日本テレビ系「ガキの使いスペシャル 絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」(後6時半)に出演したダウンタウン・浜田雅功(54)の黒塗りメークが物議を醸していることについて、テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクター氏が5日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜・後9時)で「想定しなければいけなかった」と指摘した。

 デーブ氏は「昔に知らずにやっていたのはいいとして、ただ、今は危機管理上やるべきではなかった。想定しなければいけなかった」と断言。「この番組はものすごい予算があるから、本物のエディ・マーフィを呼んだ方がよかった。意外に(呼んで)これたと思う」と続けて笑わせた。

 「どの国で迫害、差別があるかにもよる。オスマン・サンコンもよく昔、番組でちゃかされた。彼の国は全員黒人ですので、誰も(差別だと)思わないわけですよ。アメリカだとか他の国で、差別の歴史があると、もっとアウトですよね」とデーブ氏は解説した。また「浅草キッド」水道橋博士(55)が「(差別の意識が)本人にあるわけない。そんなところで芸人がやるわけない。そういう問題があるということを、日本テレビの編集の人が何人も見るわけだから、ちょっとは予測を(すべきだった)。(フジテレビの)保毛尾田保毛男の時もそうだけど、今は時代が違っている」と指摘すると、デーブ氏は「番組の一部だけ取り上げられることを考えたら、やめたほうが無難だった」と補足し、まとめた。

芸能

×