中村獅童、がん発覚の前に脳動脈瘤出血で手術受けていた 

スポーツ報知
中村獅童

 歌舞伎俳優の中村獅童(45)が5日、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜・後8時57分)で15年に脳動脈瘤から出血して手術受けていたことを明かした。獅童は17年に肺腺がんで舞台降板し、手術を受けていた。

 獅童は結婚前に妻・沙織さんの勧めで初めて人間ドックを受けたところ、脳に血栓があることが分かったという。その後、半年に1度人間ドックを受けていたが、3年間異常が無かった。

 ところが15年のある日、突然の頭痛や吐き気に襲われた。仕事や挙式、披露宴が控えていたため手術を保留。しかし、再度吐き気に襲われたため、翌日に病院で精密検査を受けるとすでに瘤が破れていることが判明。獅童のくも膜が厚かったため血が脳内に広がらず、医師が幸運と言うほど状態だった。

 結果的に、沙織さんの勧めで定期的に人間ドックを受け、脳動脈瘤があることが分かっていたから早期の対応ができた。獅童は「沙織のサポートがなければ僕はもういないか寝たきりになっていた」と振り返った。

 獅童はこの手術のあと、1週間も経たずに退院し、舞台に復帰した。しかし、17年には肺腺がんが判明。5月に手術を受け、11月には復帰。そして今年1月、盟友の歌舞伎俳優・市川海老蔵(40)が座頭を務める「初春歌舞伎公演」に出演している。

 また獅童と沙織さんには昨年12月、長男が誕生した。

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