荒川静香、平昌五輪で日テレ系メインキャスター!ママとして初の五輪

スポーツ報知
日本テレビの平昌五輪中継キャスターを務める荒川静香さん

 2006年のトリノ五輪金メダリストでプロフィギュアスケーターの荒川静香さん(36)が、2月に韓国で開幕する平昌五輪の日本テレビ系中継でメインキャスターを務めることが7日、明らかになった。

 10年のバンクーバー、14年のソチに引き続き、3大会連続の冬季五輪キャスター。「五輪は人を成長させる大きな力を持っている場所。苦しいことや大変なことを乗り越えようとする力を生むし、視聴者の方も自分の人生に重ねて見てくださる。結果だけでなく過程もしっかり届けたい」と意気込む。

 今回はママとして臨む初めての五輪でもある。13年12月に一般男性と結婚し、14年11月に長女を出産。3歳のまな娘は、テレビで大会の中継を見ては「しょーま(宇野昌磨)くん、お野菜食べなきゃだめよね」などと荒川さんに言うこともあるという。「今までそういう視点を意識したことはなかったですが、子供はどう捉えているのか、どう伝えるのか、という部分も考えるようになった」としみじみ。「誰かの夢の発端になるかもしれないと思いながら伝えていければ」と子どもが興味を持つような視点も意識している。

 フィギュアの日本代表はフレッシュな顔ぶれがそろい「経験が生きるのか、初出場の勢いが生きるのか」と分析する。11月に右足首を負傷し、動向が注目される男子の羽生結弦(23)とは負傷後に一度連絡をとったという。「詳しい状態などは聞いていませんが『焦りはあると思うけど、しっかりと彼自身のスピードで、大事なところに到達すればいい』と伝えました。五輪に照準を合わせて、逆算して取り組んでいると思います」と完全燃焼を期待している。

 スペシャルキャスターとして、6大会連続6度目の五輪となる嵐・櫻井翔(35)とは過去2度の五輪でもタッグを組んでおり、安定感は十分。日テレの五輪の顔として、選手団の一挙手一投足を追いかけるつもりだ。

芸能

×