やくみつるさん、式守伊之助のセクハラ騒動は相撲協会側に「ダメージ与える意図を感じます」
スポーツ報知

9日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)では、日本相撲協会が5日、昨年12月の冬巡業中に現役最高位の立行司・式守伊之助(58)=宮城野=が10代の若手行司に対してセクハラ行為を行ったと明らかにした件について特集した。
コメンテーターで出演した相撲通の漫画家・やくみつるさん(58)は「この行司さん自体、最高位が空位だったのに、(昇進できず)留め置き食らっていた人ですから。裁きが上手じゃないし、ミスも多くて、しばしば問題視されていたんです」と昨年2場所で3回の行司差し違えを犯し、3日間の出場停止処分を受けた伊之助の技量について、チクリ。
「年功序列で上がっていけちゃう世界ですが、まさか、こういう方向から問題になるとは」と、やくさん。
MCをつとめる俳優でタレントの坂上忍(50)が「今回の件も行司さんが酒飲んで、(セクハラを)やっちゃったという内輪の話が裏の駆け引きみたいな話に必ずなっていくのが、この業界の問題かなと思います」と話すと、やくさんも「大した問題じゃない。平時じゃない今だからこそ、襟を正しましょうという時だから、内輪のしょうもない話でも表に出てきてしまう」と答えた。