元人気力士・若ノ城、母から腎臓移植受け腎不全克服 介護士転身で「沖縄に帰って仕事をしたい」

2018年1月12日20時4分  スポーツ報知
  • 若ノ城のころの阿嘉宗彦さん

 若貴ブームに沸く1990年代に人気力士だった若ノ城こと阿嘉宗彦さん(44)が12日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演。5年生存率30%の腎不全を患い、実の母から腎臓を譲り受ける移植手術を受けていたことを明かした。

 高校で柔道日本一に輝いた阿嘉さん。18歳で間垣部屋(第56代横綱・2代目若乃花)に入門。192センチ、165キロという体格に加え、角界には珍しい沖縄出身ということもあり、“未来の横綱候補”として将来を嘱望された。

 デビューから2場所目の92年3月に序の口優勝、95年9月に十両昇進、97年9月に幕内昇進と順調な相撲人生を歩んでいたが、デビュー前から患っていた持病の糖尿病が悪化。成績次第で三役も狙えた98年の春場所で5勝10敗と大きく負け越したところから相撲人生が狂い始めた。

 04年、31歳の若さで現役引退。サラリーマン生活を送っていた33歳の時、突然、背中に激痛が走り、医師から告げられた病名は腎不全。5年後の生存率は30%と宣告され、「生き続けるには腎臓移植手術しかない」と告げられた。

 「息子のためなら、私の腎臓を」と申し出た母・恵子さん(73)の腎臓を譲り受け、手術成功。11年経過した現在は糖尿病のため、1日5回のインスリン注射と1日20錠の薬の服用こそ欠かせないが、都内で介護士として働き、妻と息子を養っている。

 命の恩人である恵子さんと故郷・沖縄で同番組のインタビューに応じた阿嘉さんは「また、沖縄に帰って、仕事をしたいですね」と笑顔で話していた。

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