「渡鬼」の人気子役・大谷玲凪、一流バレエダンサーのかたわら祖母の介護をしていた

スポーツ報知
2014年、宇津井健さんお別れの会に出席した大谷玲凪(左)と藤田朋子

 TBS系人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の子役として人気者となった大谷玲凪(れな、21)が12日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演。バレエダンサーに転身した現在の姿を披露した。

 6歳の時、1990年から放送され、大ヒットドラマとなった「渡鬼」に藤田朋子(52)の娘役で出演。17年間に渡り、同役を演じて人気者となった後、100倍の倍率を突破して名門・NBAバレエ団に入団。日本有数のバレエダンサーとなった。

 大谷は同バレエ団の公演の合間、現在、自力歩行ができない要介護3状態の祖母・久美子さん(70)を独力で介護している。

 「『渡鬼』の現場にも、いつも来てくれたのが、おばあちゃん。セリフ覚えるのも手伝ってくれて。だから、大のおばあちゃん子なんです」と大谷。「『渡鬼』の経験が大きかったんです」と明かし、同ドラマ中、介護に励む長子役を演じた“母”藤田の影響も大きかったという。

 この日の番組では、大谷の介護に励む祖母宅を藤田がサプライズ訪問。「ママ~」と涙ながらに藤田に抱きついた大谷。藤田に「いろいろあったりするかも知れないけど、抱えきれなくなっちゃったら大変。辛いだろうけど、表現者として生きていくなら、絶対にマイナスにはならない。頑張らなくていいから、玲凪らしく、できることをやればいい」と励まされ、さらに涙していた。

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