長澤まさみが驚いた吉田鋼太郎の力とは…「私もいつかこういうことができる人になりたいなあ」

スポーツ報知
舞台あいさつに出席した長澤まさみと高橋一生

 女優・長澤まさみ(30)と俳優・高橋一生(37)が13日、大阪・北区のTOHOシネマズ梅田で映画「嘘を愛する女」(20日公開、中江和仁監督)の舞台あいさつに出席した。高橋は大阪での映画のキャンペーンは意外にも初めてだったが、NHK連続テレビ小説「わろてんか」に出演中ということもあり、「この間もアメリカ村にギターを買いに行きましたよ」と、撮影でたびたび訪れる大阪を楽しんでいる様子だった。

 過去の新聞記事から着想された今作は、名前や職業など嘘だらけの恋人に翻弄され、真実を見つけ出そうとするキャリアウーマンの姿を描いたラブストーリー。映画作品では「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)以来の共演となったが、長澤は「高橋さんとは私が16歳の頃に出会ったんですが、こうやってみんなの高橋さんになったのがうれしいです。なんか親戚のような気持ち」と、高橋の大ブレイクを喜んだ。

 撮影は昨年3月から、広島・尾道から愛媛・今治に至るしまなみ海道で行われた。長澤が驚いたのは、地方での舞台公演を重ねている吉田鋼太郎(58)の対応力。「ちょっと威勢のいい人が集まってしまって、撮影に支障が出てしまいそうになったんですけど、ちょうどロケに使われていたのが鋼太郎さんの飲み場所。『よし、お前ら、飲みに行くぞ!』って、その若い衆を連れて小一時間飲みに行ってくれたんです。ロケは町の人たちの協力がないと成り立たない。私もいつかこういうことができる人になりたいなあって思いました」と、撮影がスムーズに進むようにとりなした吉田に感謝しきりだった。

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