長澤まさみ、騙され度は10%「結構、人の嘘に気付きます」

スポーツ報知
試写会を行った長澤まさみ、高橋一生(カメラ・池内 雅彦)

 女優の長澤まさみ(30)が14日、都内で行われた主演映画「嘘を愛する女」(20日公開、中江和仁監督)の女性限定試写会に出席した。

 劇中では5年間同棲(せい)した恋人・桔平(高橋一生)の名前はおろか、職業、戸籍など全てが真実ではなかったことが判明。嘘(うそ)に翻弄されるキャリアウーマン・由加利役を演じている。

 作品にちなみ、「騙(だま)されやすい女子=騙女(だまじょ)」かどうかを診断する心理テストに挑戦した。劇中とは正反対の騙女危険度10%、超ストイックな人間嘘発見器という結果に、「(心当たりは)あります。結構、人の嘘に気付きます。どういうところで? 会話かな~。出てくる言葉で」と照れ笑い。「イセコ(一生子)」として参加した高橋も同様の結果に。「呼吸で分かるのかな~。口を開けているか開けてないとか、息の感じで違いますね」と語った。

 長澤は、高橋と「世界の中心で、愛をさけぶ」(04年)以来14年ぶりの映画共演だった。役者としての姿勢に刺激を受けたようで「つけていた眼鏡にニオイがした。何だろうと思ったら『コーヒーで色付けして古めかしくしてもらったんです』って。役づくりをする上で、細部にまでこだわりがある。やっぱりすごいと思った」。正月には実家の静岡・磐田市に帰省し、心身共にリフレッシュした。「幼なじみや家族と恒例の飲み会をしたりして過ごしました。(実家は)安心します」と笑みがこぼれた。

 30代初の主演映画。「同世代の女性に共感してもらえると思う」と作品のヒットを願った。同作は、個性的な作風と映像美が評価され、「告白」「渇き。」などで知られる中島哲也監督の“ネクスト”と称されるCMディレクターの中江監督が、1991年11月の朝日新聞に掲載された実在の出来事に着想を得た新感覚ラブストーリー。愛媛、広島でロケが行われ、昨年4月末にクランクアップした。

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