染谷将太 主演映画「空海」が中国で興収90億円超の大ヒット

スポーツ報知
高野山東京別院で撮影に応じる(左から)夢枕獏氏、火野正平、松坂慶子、染谷将太、阿部寛、チャン・ロンロン、チェン・カイコー監督

 俳優の染谷将太(25)が15日、東京・港区の高野山東京別院で主演の日中合作映画「空海 ―KU―KAI―美しき王妃の謎』(2月24日公開、チェン・カイコー監督)完成報告&大ヒット祈願に出席した。

 夢枕獏氏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴(うたげ)す」を実写映画化。中国・唐の時代、日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海(染谷)が、詩人・白楽天とともに怪事件を追いながら、絶世の美女・楊貴妃(チャン・ロンロン=30)をめぐる謎に迫る冒険劇だ。

 空海ゆかりの地でのヒット祈願に「こうやって大ヒット祈願ができるとは思っていませんでした。鳥肌が立ちました」と大興奮。もし本物の空海が作品を見たら? と聞かれると「何でも受け止められる方なので、何も言わずに無言で応援してくれると思っています」と話した。

 中国でのロケは東京ドーム8個分のセットで行われたが「その時代の街が広がっていて、どの建物に入っても感動しました。夢のような時間でした」と振り返った。共演の阿部寛(53)は「僕は東京ドーム50個分だと聞いていた」と続いて笑わせつつ「それぐらいのスケールがある」とPRした。

 この日はほか火野正平(68)、松坂慶子(65)らも出席。中国では昨年12月22日に公開されたが、すでに興行収入で円に換算すると90億を超えるヒットを記録しているという。

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