月組トップ娘役・愛希れいか退団会見…笑顔で「最後の日まで精いっぱい務める」

2018年1月16日12時20分  スポーツ報知
  • 会見で退団を報告した宝塚歌劇月組トップ娘役・愛希れいか

 今年11月18日付で宝塚歌劇を退団することになった月組トップ娘役の愛希(まなき)れいかが16日、兵庫県宝塚市の同劇団事務所で退団会見に臨んだ。

 昨年4月に卒業した元宙組トップ娘役で同期の実咲凜音(みさき・りおん、現女優)に相談して決めたという白のワンピース姿で登壇。「精いっぱい、最後の日まで務めてまいりたい」と完全燃焼を誓った。

 2009年に「夢の世界」というタカラヅカに男役として入団し、11年に娘役に転向。12年4月に月組トップ娘役に就任した。「入団した時、母に『“男役十年”なので、10年いるから』と話していたんですが、10年目での退団。『10年いたよ』と言えますね」と笑顔。卒業時で6年7か月というトップ在任歴に「長いですよね(笑い)。でも、濃い時間。たくさん思い出が詰まった時間でした」と話した。

 2015年の「1789」でマリー・アントワネットを演じ、「これ以上ない幸せな経験をして、いつ卒業しても悔いはないと思いました」と退団を意識し始めたという。「恩師のような方」という前トップスター・龍真咲(現女優)に報告すると、「とにかく楽しみなさい、と背中を押して下さいました」。1期上で「姉のように慕っている」という現トップ・珠城りょうには「よく頑張ったね」と声をかけられ「胸が熱くなりました」と話した。

 退団公演は、宝塚で2016年の宙組以来、10回目の上演となる「エリザベート~愛と死の輪舞(ロンド)~」(宝塚大劇場で8月24日~10月1日、東京宝塚劇場で10月19日~11月18日)。タイトルロールのエリザベート役を務める。「綱渡りをしても、落ちそうにないと言われるんです」と笑いながら、「伝統は守りつつ、新しい感覚を味わってもらえたら」。自身の娘役像という「何をしでかすか分からない、いい意味での危なっかしさ」を生かしたシシィで花道を歩く。

 17年の「グランドホテル」で来日した米ブロードウェーの演出家トミー・チューン氏は愛希を「彼女は素晴らしい。言葉の壁がなければブロードウェーにも立てる」と高く評価。退団後のブロードウェー挑戦の可能性を聞かれると「夢は大きくということで…世界を目指したいと思います! 日本語しかできませんけど」とリップサービスも。

 結婚の予定を聞かれると「ありがとうございます。聞いてもらえるか不安で…。ありませんが」と笑った。

宝塚歌劇

  • 楽天SocialNewsに投稿!
芸能
今日のスポーツ報知(東京版)