鶴田真由、ナスカの地上絵の“宇宙人説”を否定「描くのは簡単そう」

スポーツ報知
ナスカの地上絵について語った鶴田真由と恵俊彰

 女優の鶴田真由(47)が16日、都内でTBS系ドキュメンタリー番組「大ナスカ~最後の謎~」(20日、後4時)の制作発表に、番組ナビゲーターを務めたタレント・恵俊彰(53)と出席した。

 南米・ペルー共和国ナスカの荒涼とした砂漠の台地に描かれた複数の地上絵の謎を追うドキュメンタリー。鶴田はリポーターとして昨年9月中旬に、ナスカ入りし、山形大の坂井正人教授と約1週間の現地ロケを行った。

 ナスカの動物の地上絵は紀元前400年~紀元後400年に描かれたと言われている。その大きさは、有名なハチドリが長さ96メートル、コンドルは135メートル、鳥類を描いた最大の絵柄は285メートルもあり、地上では確認が難しい。今回、新たな地上絵も発見された。

 往復に4日かけ、現地で地上絵を見たという鶴田は「宇宙人が描いたとか言われてましたけど、実際行くと、これは人間にできるなと思った。意外と簡単そう」と“宇宙人説”をあっさり否定。「小学生の頃、ドッジボールをやる時に足で線を引いた。あんなノリでできるのでは」と方法論まで推測した。

 恵は番組内で山形の海岸の砂浜で足による“地上絵”に挑戦。約1時間半で56メートルほどのキツネを描けたといい、「(描くのは)簡単でした。正解はないけど、当時の人たちが描いたと思う」と鶴田の考えに賛同。砂浜に描いている時は、分からないが、クレーンに乗って俯瞰すると、絵が描けていたという。

 鶴田は、地上絵が描かれた理由について「ナスカの台地の手前に川があって、神殿があって、町がある。そう考えると、台地が舞台装置に見える。天上に向かって描いているので、天上とコネクトするために使おうと古代の人は考えたのでは」と想像を膨らませた。

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