長江健次「いい大人が真剣にふざけて」神戸10日連続ライブ!「イモ欽」のアルバム全曲披露も

スポーツ報知
神戸10daysライブをPRした長江健次

 タレントの長江健次(53)が1月20~29日の10日間、兵庫県神戸市の「チキンジョージ」で、多彩な日替わりゲストを招いたライブ「長江健次Cafe vol.5」を連日開催する。「ゆる~い空気の中で、いい大人が真剣にふざける、本当のライブをやりたい」とPRした。

 阪神・淡路大震災復興支援の思いも込め、2014年から5年連続となる、手打ちの恒例公演。「出演交渉、お金の計算、ホテルの手配まで、全部一人でやっています。『面白いものを作りたい人、この指止まれ』という感覚ですね」。タイトルの「Cafe」の意味について「みんなが喫茶店に集まる感じ。スタバではなく、おばちゃんがコーヒーを運んで来て、おしゃべりする純喫茶」と表現した。

 開幕の20日には、1981~83年に出演した人気バラエティー「欽ドン!良い子悪い子普通の子」のイモ欽トリオ(山口良一、西山浩司、長江)が2年ぶり3度目の出演を果たす。

 イモ欽の唯一のアルバム「ポテトボーイズNo.1」(81年リリース)を初めて全曲、演奏する。松本隆(68)、細野晴臣(70)、吉田拓郎(71)らそうそうたる巨匠が手掛けた作品で「音楽的にも評価されている、ファンが多いアルバム。これが最初で最後になるかも」と楽しみにしている。

 「僕らが出てきた時は、『若いやつらの歌は分からん』と言われてきたけど、昔の歌って、今でも口ずさめるでしょ? アイドルの歌でも、今聞くと、意外と深い。詩も含めてよくできている」と歌謡曲の良さをアピールするつもりだ。

 24日には映画「クレイジーボーイズ」(88年公開)で共演した俳優・加藤雅也(54)、26日にはサザンオールスターズのドラマー・松田弘(61)、27日には野村義男(53)がいずれも初出演する。連日、80年代の雰囲気が漂うステージになりそうだが「愛とリスペクトをもって、僕なりに歌いたい」と意気込んだ。

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