泉谷しげる、四日市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」生誕20周年に絵画寄贈も…

スポーツ報知
こにゅうどうくんに自ら描いた絵画を見せる泉谷しげる

 ご当地キャラ日本一を決める「ゆるキャラグランプリ2017」で4位に入った三重・四日市市の「こにゅうどうくん」の生誕20周年祭が20日、四日市市の諏訪栄町アーケード街メーンステージで行われた。生誕祭には歌手であり、「現代アート」の担い手としても知られる泉谷しげる(69)が参加。自ら描いた「こにゅうどうくん」の絵画を森智広市長に手渡した。

 「こにゅうどうくん」は、同市に伝わるからくり人形の「大入道」の息子という設定で、市制施行100周年だった97年に生まれた。2年前の「第66回NHK紅白歌合戦」にも“出場”し、得意なダンスを披露していた。

 マスコットキャラクターが市のシンボルにでもなったかのようだが、20歳になった「こにゅうどうくん」のお祝いに駆けつけたのが泉谷だった。自由奔放な精神と感性で、芸術を生のものとして表現できる数少ない「現代アート」の担い手として知られ、自ら描いた絵画に囲まれながら音楽ライブをする「アート・オブ・ライブ」を行っている。そういったことから、今回は泉谷自ら描いた「こにゅうどうくん」の絵画を市に寄贈した。

 泉谷は「絵は自由な発想で描くもの。俺のイメージした20歳のこにゅうどうくんを描いた」と言う。「まるで孫悟空のよう」と言う声もあったが、「四日市といえば、工場やコンビナートがある都市だからね。力強いエネルギーを表現したかった。孫悟空は、そう言ったイメージだね。天空に飛び立つような…」と話した。

 その一方で「俺は、こにゅうどうくんのような訳の分からないキャラは好きじゃないけど、四日市に来て森市長や市民から好意を持たれていることが分かった。これからは好きになるように頑張るよ」と苦笑いしていた。

 泉谷の描いた「こにゅうどうくん」は市役所内に展示されると言う。

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