三遊亭好楽が二ツ目降格!?笑点で弟弟子・円楽の「二ツ目降格口上」に笑顔で反応

スポーツ報知
三遊亭好楽

 落語家・三遊亭好楽(71)が21日放送の日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜・後5時半)で、弟弟子の三遊亭円楽(67)から二ツ目降格?を申し渡された。

 大喜利で夜回りをしながら、火の用心にかぎらず、様々な事柄を用心するよう呼びかけるお題で、円楽は「好楽用心!」と開口一番。拍子木を鳴らされると、自らもチョンと打ち鳴らし「トザイ、トーザイ! ただいまより落語界初でございます。三遊亭好楽、二ツ目降格口上を申し上げます」と口上風に語り出した。好楽は真一文字に口を結んで腕まくりしながら円楽のかたわらに立つと、一転笑顔で「そういうことになりましたので…」とポーズをとってあいさつ。司会の春風亭昇太(58)も「好楽師匠の降格が決定したところで、笑点お別れです」と番組を締めてしまった。

 江戸落語では前座、二ツ目、真打と階級があり、真打で一人前と見なされる。

 好楽は、1966年に8代目林家正蔵(後の林家彦六)に入門し「九蔵」。71年に二ツ目昇進、81年に真打に昇進している。師匠の彦六が亡くなった後の83年に5代目三遊亭円楽一門に移り「好楽」と改名した。

 円楽のキツイ冗談だが好楽は現在は「5代目円楽一門会」の会長を務めている。面倒見の良い性格で協会の垣根を越えて人望を集めている。

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