「ももクロ」有安杏果、3万人のモノノフに笑顔でお別れ「みんなに自慢できるぐらい幸せになりたい」

スポーツ報知
花束を手に退場する有安杏果

 女性5人組グループ・ももいろクローバーZの有安杏果(22)が21日、千葉・幕張メッセで卒業公演を行った。

 16日の電撃発表から1週間あまり。「ももか」コールと緑のペンライトが揺れる中、「8年間、幸せなアイドル生活をありがとうございました。悔いはないです」と言い切った。大粒の涙をためていたが、最後までプロとして意地を貫き、必死になってこらえた。

 ヒャダインこと前山田健一(37)が、この日のために制作した楽曲「新しい青空へ」が、リーダーの百田夏菜子(23)ら4人からサプライズで贈られると、「すごく大変で迷惑がかかっているはずなのに、私のためだけに曲を用意してくれてありがとう。うれしかったです」と感謝した。

 開演前の取材で宣言した通り、代表曲「行くぜっ!怪盗少女」など全身全霊で16曲を歌い、踊った。ステージを所狭しと駆けまわり、何度も頭を下げた。

 「みんなに自慢できるぐらい幸せになりたいと思います。バイバ~イ」。有安は、この日をもっていったん、芸能界を離れる。3万人のモノノフ(ファンの呼称)を前に、笑顔で別れを告げた。

芸能

×