木村太郎氏、小室哲哉引退会見に言及「KEIKOさんの病状をなぜ言う必要があったんだ」

スポーツ報知
会見に応じた小室哲哉

 ジャーナリスト・木村太郎氏(79)が21日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜・後10時)に生出演し、不倫騒動で引退表明をした小室哲哉(59)に対して言及した。

 番組では小室哲哉の会見全文を2万1085字に“文字起こし”して紹介。木村氏は「(小室は)不倫がなかったと言っているわけじゃないですか。それで終わりでいいんですよ。それなのにKEIKOさんの病状を、小学4年生のドリルを使っているとか、そんなことをなぜ言う必要があったんだ。疑惑に対する言い訳で奥さんの病気を理由にするのはこれはなんだろうと思う」とKEIKOの病状を持ち出した小室の会見に疑問を呈した。

 小室と交流のある宮根誠司キャスター(54)は「小室さんは意外にピュアな方、会見も慣れてらっしゃらなかった」と助け舟を出し、「(才能の)枯渇というか、小室さんは59歳で、60歳っていうのは男の節目だったりするのかな」と話したが、79歳の木村氏は「60歳はまだまだです。この人は引退の話をするなら、不倫の話をしなきゃよかった」と反論した。

 宮根キャスターは「ボクの友人も高次脳機能障害になった。料理人していたけれど味覚も嗅覚もすべて失った。大変な後遺症が残る」と自身の経験もふまえて介護の難しさを語り、さらに「ご自身も体調が悪くて(介護もあって)心が折れるんじゃない。心が折れて体の治療もしてもらって、ちょっと話を聞いてもらって、小室さんが元気が出たらそれって良くない?」と相談相手になったというA子さんとそれに頼った小室に対して一定の理解を示した。椿原慶子アナ(32)も同調したが、木村氏は納得せず。「そんなこと言ったら何百万人いる介護の人、毎日苦労している人が怒りますよ」と話すと「介護疲れしてたら不倫していいとは絶対ならない」と言い切った。

 宮根キャスターが「木村さん、小室さんに厳しくないですか」と言っても、木村氏は「ボクはKEIKOさんに同情している。病気になっていることをご主人がそれを理由に不倫めいたことをして口実にみんなの前で発表した。これは間違えていますよ」と最後まで小室に厳しい姿勢を崩さなかった。

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