杉咲花「花より男子」新章で連ドラ初主演

スポーツ報知
 TBS系「花のち晴れ」に出演する杉咲花(左)と中川大志

 女優の杉咲花(20)が、4月スタートのTBS系「花のち晴れ~花男 Next Season~」(火曜・後10時)で連続ドラマ初主演する。井上真央主演の大ヒット作「花より男子(だんご)」の“新章”で、「King&Prince」の平野紫耀(20)、俳優の中川大志(19)と青春ラブストーリーを演じる。

 累計6100万部超えの漫画(作・神尾葉子)をドラマ、映画化して大ブームを起こした「花男」のその後を描いた漫画のドラマ化。ヒロイン・牧野つくしやイケメン御曹司4人組「F4」が卒業した10年後、かつての栄華を失った名門高校・英徳学園を舞台に、庶民であることを隠して通う主人公・江戸川音(杉咲)が自分らしく生きる姿を描く。

 平野は「F4」のリーダー・道明寺司に憧れ、“庶民狩り”を行う5人組「C5」を結成する神楽木晴(かぐらぎ・はると)役。中川は同校のライバル校・桃乃園学院の生徒会長で、音の婚約者・馳天馬(はせ・てんま)を演じる。

 杉咲は、16年の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」で報知映画賞、日本アカデミー賞で助演女優賞を受賞した実力派。“花男”のドラマ版の大ファンで「ステキなチャンスをいただけて本当にうれしかったです」。昨年、主人公の声を演じたアニメ映画「メアリと魔女の花」に続き、自身の名前が入るタイトルに「縁を感じています。原作を読ませていただいて大好きになった音ちゃんを大切に演じていきたい」と力を込めた。

 「King―」で今春のCDデビューが発表されたばかりの平野は、ゴールデン帯の連ドラ初出演。ジャニーズ事務所の先輩・嵐の松本潤(34)が演じた道明寺の“後継”となる役どころに「先輩の松本潤君の名に恥じぬよう精いっぱい演じたい」。中川は「信じられないくらいうれしい。説得力を持って演じきれるよう、自分自身も磨きながら臨みたい」と2月中旬からの撮影に意欲を見せた。

 ◆花より男子 貧乏な高校生・牧野つくしとイケメン御曹司「F4」の青春ラブコメディー。井上真央、松本潤、小栗旬らをキャストに迎えてTBS系でドラマ化され、2005年のパート1は平均視聴率19.7%、07年のパート2は同21.7%を記録。欧州、北米、アジアなど15以上の国と地域で放送された。08年には映画化され、同年の興収2位となる77.5億円をたたきだした。

 ◆出演者コメントは以下の通り。

 杉咲花「今回、連続ドラマで初主演させて頂けることにはとてもびっくりしたのですが、ステキなチャンスを頂けて本当にうれしかったです。タイトルに自分の名前でもある“花”という文字が入っていることに、縁を感じています。原作を読ませて頂いて大好きになった音ちゃんを、大切に演じていきたいです。スタッフ・キャストの皆さんと一緒に頑張っていきたいと思いますので、ぜひ、放送を楽しみに待っていて頂けるとうれしいです!」

 平野紫耀「最初にお話しを頂いた時は、連続ドラマができるといううれしさがありました。そして原作を読んでみたら『英徳学園』という文字を見て『花より男子』みたいだなと思っていたら、まさかの続編ということでびっくりしました。学生時代に観ていたドラマの続編に出演させていただくことになるとは思わなかったので、とてもうれしく思っております。原作のファンの方々を裏切らないよう、そして、先輩の松本潤君の名に恥じぬよう精一杯、演じたいと思います」

 中川大志「思い返してみると、仲の良い親と唯一したケンカは『“花男”の最終回録画できてないじゃん!』でした。まだこの世界に入る前、毎週決まった時間にテレビの前に釘付けになり、ドキドキワクワクするテレビドラマの楽しさを教えてくれたのが『花より男子』でした。それから10年が経ち、今度は演者として、『花のち晴れ』という新たなドラマを、同じ世代の役者の皆さんと共に作れる時が来たなんて、信じられないくらいうれしいですし、とてもワクワクしています。馳天馬という絶対的な存在感を放つキャラクターをしっかりと説得力を持って演じきれるよう、自分自身も磨きながら臨みたいと思います」

芸能

×