元NHK登坂アナ、フジ新ニュース番組をスタート前に降板「身に覚えのないこと多いが…」

スポーツ報知
フジテレビ新番組のキャスターを出演辞退した登坂淳一アナ(中)

 25日発売の「週刊文春」にNHK札幌放送局時代のセクハラ疑惑が報じられた“麿”こと登坂淳一アナウンサー(46)が4月からメインキャスターとして出演予定だったフジテレビ系ニュース番組の出演を辞退したことが26日分かった。

 この日、登坂アナが所属するホリプロが報道各社にFAXを送付し、発表した。

 同社は「弊社所属ニュースキャスター登坂淳一に関するこの度の報道に関して、フジテレビ及び各関係者には多大なご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。「4月からフジテレビ『報道・ニュース新番組(仮)』でメインキャスターを務める予定でしたが、関係者の方々にご迷惑を掛けできないと、苦渋の判断を行い、弊社からフジテレビに出演辞退を申し上げた次第です」とした。

 登坂アナも「4月から新たに始まるニュース番組のキャスターのお話をいただいていたのですが、今回の週刊誌報道でお騒がせしたことを受けて、出演を辞退することにいたしました。報道内容については、身に覚えのないことも多く、困惑するような内容で非常に残念ではありますが、大事な新番組を傷つけることは本意でなく、自ら身を引く潔さも大切と思い至るようになりました。今後も様々なお仕事に挑戦していく所存ですので、何とぞよろしくお願い致します」とコメントした。

 登坂アナはNHK札幌放送局在籍時の2011年6月、酒席で契約キャスターの女性の体を触るなどのセクハラ行為を行ったと「週刊文春」に報じられた。

 登坂アナの古巣・NHKの木田幸紀放送総局長は24日の定例会見で11日に同局を退局、ホリプロ所属となった同アナについて、「残念ながら話せることはありません。すでに退職されている方に関して、僕の方から話せることはないです」とだけ答えていた。

 フジテレビでは16年3月にも夜のニュース番組「ユアタイム~あなたの時間~」(当時)のメインキャスターに起用予定だったショーンK氏(49)の学歴詐称が発覚。放送開始直前に降板している。

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