司葉子、「さよなら日劇」イベントで加山雄三の“秘密”を暴露

スポーツ報知
「さよなら日劇ラストショウ」のイベントにゲスト出演した司葉子。「さようなら」と言って手を振る

 女優の司葉子(83)が27日、東京・有楽町マリオンの日劇で行われた「さよなら日劇ショウ」(2月4日まで)のイベントにゲスト出演した。

 日比谷の東京宝塚劇場隣に「TOHOシネマズ日比谷」が3月29日にオープンするため、日劇は2月4日に閉館することになっており、クロージングイベントがこの日スタート。司は黒澤明監督の名作「用心棒」(1961年)上映後、出演時の裏話を語った。

 特に山田五十鈴さんにリアルに殴られるシーンを回想。「演技ってこういうものなのか。私も山田さんのようにやってみたい」と強く思ったという。後に司の代表作となる「紀ノ川」(1966年)で娘役の岩下志麻をはだしで追いかけ、たたく芝居で“実践”。「映画賞をもらいました」と、演技開眼につながったこと明かした。

 また同所で2月2日に上映される成瀬巳喜男監督の主演作「乱れ雲」(1967年)のエピソードも明かした。加山雄三の髪の毛が10円玉サイズ抜けており、その部分を「メイクさんが塗っていた」と突然暴露。「加山さんに叱られるかな。でも最後だからいいわよね。それくらい巨匠の作品に出るのに神経を使うってこと。加山さん、ごめんね」と笑顔で話していた。

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