テレ東番組が東京湾初確認の魚をまた“発見”定説覆す

2018年1月28日10時0分  スポーツ報知
  • テレビ東京の番組で東京湾で生息していることが初確認された「クログチ」(上写真)と「ヘラザメ」(C)テレビ東京
  • 東京湾で2例目の捕獲となった「ノウイチョウガニ」(C)テレビ東京

 テレビ東京で28日に放送されるバラエティー「東京湾大調査!お魚ぜんぶ獲ってみた2」(後7時54分)のロケで、東京湾で初確認となる「クログチ」「ヘラザメ」や、生態がほとんど知られていない「ノウイチョウガニ」を捕獲したことが分かった。同番組は昨年9月の放送でも「ヒメコトヒキ」を東京湾で初捕獲しており、再び定説を覆す“発見”となった。

 豊かな漁場でもある東京湾には一体何種類の生物がいるのか、漁師の協力をもとに片っ端から釣って現状を紹介する番組。前回放送では、入り組んだ地形の東京湾では生息しないとされていたスズキ目シマイサキ科の「ヒメコトヒキ」が見つかり、話題となっていた。

 今回は、湾で最も深い海底谷から「クログチ」が、浦賀水道から「ヘラザメ」が見つかり、いずれも東京湾では初確認。西日本では刺し身など食用で知られるスズキ目ニベ科の「クログチ」は、神奈川・相模湾以南の太平洋側に生息するとされており、専門家は「関東での捕獲記録は1996年以来。海流による偶然か温暖化の影響も考えられるが、(捕獲されたのは)比較的大型の個体なので(東京湾が)成長できる環境にあることは確か」と驚いた。

 さらに、トラザメ科の「ヘラザメ」も、これまで千葉県の外海から土佐湾にかけて生息しているとされていた。「日大の研究チームが、05年から3年間に57回行った調査でも記録されなかった種のため、海況が変化している可能性があるかも。今回は卵も同時に採捕されており、東京湾が産卵場として利用されていることも示唆される」と分析した。

 ほかにも、脳を連想させる甲羅の模様を持ち、謎のカニと呼ばれる「ノウイチョウガニ」を12年ぶり2例目となる捕獲に成功。映画「シンゴジラ」のモデルにもなった古代ザメ「ラブカ」や、悪魔のサメの異名を持つ「ゴブリンシャーク」など珍しい魚が続々登場する。番組プロデューサーは「専門家もみたことのないような、ホヤのような未知の生物や、1センチのお団子のようなカラフルな魚がいたり、まだまだ知らないことの多い東京湾の魅力がいっぱいの2時間です」と語っている。

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