宮本信子がおかっぱ頭で「マルサの女」を回想

スポーツ報知
トークショーを行った宮本信子

 女優の宮本信子(72)が28日、東京・有楽町マリオンの日劇で開催中の「さよなら日劇ラストショウ」(2月4日まで)での主演映画「マルサの女」(伊丹十三監督)特別上映会で舞台あいさつした。

 同作で演じた板倉亮子と同じおかっぱ頭で登場。「寝癖とそばかすはついておりません」と板倉のトレードマークを引き合いに出して笑わせつつ「この映画を撮るにあたって、公道をバイクで走らなければいけなくて。中型の免許を(教習所の)最高齢でとりました」と振り返った。作品について「伊丹監督は男社会の中で一生懸命仕事をしている女を描きたかったと思う。30年たって、今は女の人が仕事をしているのが当たり前になった」と夫でもある故・伊丹監督の思いを代弁した。

 「マルタイの女」を日劇の周辺で撮影したことが今でも思い出に残っているそうで「クレオパトラの格好をして晴海通りで撮った。車でぐるっと回って『私は生きてる!』ってセリフを言って。警察官の方がビックリして見てた。本当に映画は楽しいんです」と満面の笑みを見せていた。

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