松本白鸚ら高麗屋3代の襲名披露興行が開幕…幸四郎「一翼を担う歌舞伎職人に」

スポーツ報知
「一條大蔵譚」での松本幸四郎

 2代目松本白鸚(75)、10代目松本幸四郎(45)、8代目市川染五郎(12)が1月に引き続いて行う高麗屋3代の襲名披露興行が1日、東京・歌舞伎座(25日まで)で開幕した。

 風格の出てきた幸四郎は「一條大蔵譚」「熊谷陣屋」に出演。口上では「自分の芸が歌舞伎の力となり、歌舞伎界の一翼を担う歌舞伎職人に」と力強くあいさつした。白鸚と染五郎は「仮名手本忠臣蔵」で共演している。

 「芝居前」では幹部俳優が勢ぞろい。1月は出られなかった尾上菊五郎(75)、片岡仁左衛門(73)、坂東玉三郎(67)、市川海老蔵(40)、尾上松緑(42)も参加。2013年歌舞伎座の再開場以来の豪華さで観客も大喜び。今月の祝幕を芸術家・草間弥生さん(88)が手掛けているのも話題だ。

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