貴闘力氏、親方時代の大麻問題に「弟子の名前を忘れた」

　大相撲の元関脇・貴闘力忠茂氏（５０）が４日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜・前１０時）に出演。同番組へのレギュラー出演をアピールした。

　貴乃花親方が落選した相撲協会理事選を特集したコーナーに出演した同氏は、不祥事が続く相撲協会について、松本人志（５４）から「誰が悪い？」と聞かれ「言ったら、また…言わんときますよ」と口ごもった。これに対し、出演者から「小出し作戦や」と毎週番組に登場しようと考えていると突っ込まれた。

　貴闘力氏は、出演する前に取り上げられた大竹まこと（６８）の長女の大麻所持で逮捕にふれ「さっきの事件でもオレ出してほしかった」とアピール。２００８年９月に日本相撲協会の抜き打ち尿検査で弟子の幕内・露鵬が大麻の陽性反応を示し解雇されたことを引き合いに出し「半年間、弟子のせいで１０回ぐらい警察に呼ばれてますもん」と訴えた。

　そこで司会の東野幸治（５０）が「なんていう力士でしたっけ？」と聞くと、「え～と…。自分の弟子の名前、忘れた」と苦笑い。すると松本が「最悪！何も信じられん。ウソでしょ！」と絶叫。続けざまに「不倫はしてますか？」とたたみかけると、貴闘力氏は「離婚しているから大丈夫です」」と応じたが、東野から「結婚している時は」と突っ込まれ「そこは言えないですよ」と事実上、認めた形に。番組で話題にしたニュースを同氏がすべて網羅していることから、松本が「全部、専門家やんか」と突っ込むと、「しっかりしゃべりますよ、オレは」とレギュラー出演をＰＲしていた。