「ET―KING」いときんさんの告別式に5000人参列 代表曲「ギフト」で別れ

スポーツ報知
いときんさんの遺影

 1月31日にがん性心膜炎のため亡くなったヒップホップグループ「ET―KING」のリーダー・いときん(本名・山田祥正=やまだ・よしまさ)さんの葬儀・告別式が4日、大阪市阿倍野区の「やすらぎ天空館」で営まれ、約5000人が参列した。

 雪がちらつき、強風で冷え込むなか、早朝から多くのファンや参列者が訪れた。知人を介して食事をしたり親交を深めていた漫才師のハイヒール・モモコ(53)は「明るくて、前向きで、本当に太陽みたいな人だった」と、涙でいときんさんをしのんだ。

 モモコによると、メンバーらも弔辞を読み「いときんがいたから今、僕たちがこの場にいる」と感謝。代表曲「ギフト」をそろって歌った際には、参列者を始め、斎場の外で見守っていたファンからも大きな拍手が起こった。夫人も「私たち(家族)は生きていきますそれぞれがそれぞれのことをやっていく」などとあいさつしたという。

 ひつぎには、愛用のマイクや音楽に関する思い出の品が納められた。出棺の際、ファンがBGMの「ギフト」に合わせて大合唱しながら見送り、メンバーも肩を組みながら号泣。いときんさんとファンに向けて「ありがとう!」と声を絞り出した。

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