佐久間由衣、NHK初主演ドラマ会見で苦笑い「テンション低いと言われる」

スポーツ報知
会見でタイトルコールのポーズをとる(左から)佐藤二朗、佐久間由衣、竹下景子(カメラ・森田 俊弥)

 昨年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインの幼なじみを演じて注目を集めた女優の佐久間由衣(22)が6日、都内でNHKBSプレミアムの主演ドラマ「越谷サイコー」(28日・後10時)の試写会に出席した。

 東京のベッドタウンの埼玉県越谷市を舞台に、先祖の幽霊に遭遇したOLが地元の魅力を再発見するホームコメディー。同局で初の主演を務めた佐久間は「今まで陰のある、思い詰めた役や夢を追いかける役が多かった。だから普通の価値観を持った女の子を演じるのは、私にとって挑戦だった」と思いを語った。

 撮影で苦労した点について聞かれると「普段はゆっくりというか、テンション低いと言われることが多い。もっとテンションを上げていこうとか、セリフを速く話すようにした」と照れ笑い。そうした意識を持って演じたことで「監督の演出もあり、私の中で出来たかなと思います」と胸を張った。

 共演した先祖役の佐藤二朗(48)は、「容姿はもちろんですけど、由衣ちゃんは声がかわいい。声は役者にとって重要。素直で柔らかいし、吸収力がある。この先が楽しみな女優さん」と大絶賛。祖母役の竹下景子(64)は「一服の清涼剤」と評した。

 撮影は昨年12月に越谷市で行われた。佐久間は電車で現場まで通ったといい、同市について「これまでレイクタウンがあることしか知らなかった。都心に出やすいし、便利。新しいものと古いものが混在している」と気に入った様子。自身は神奈川県横須賀市出身だが、住みたくなったかとの質問には「ぜひ! 通いやすいし」と笑顔で答えた。

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