中谷美紀、玉木宏と不倫乗り越える「あるある」夫婦役…TBS系「あなたには帰る家がある」

スポーツ報知
連ドラ「あなたには帰る家がある」に主演する中谷美紀

 女優の中谷美紀(42)が4月期のTBS系連続ドラマ「あなたには帰る家がある」(金曜・後10時)に主演し、俳優・玉木宏(38)と夫婦役を演じることが6日、分かった。

 直木賞作家・山本文緒氏の同名長編小説が原作。2組の夫婦の日常に焦点を当てたオトナの群像劇で、“落ちてはいけない恋”によって、それぞれの夫婦が翻弄されていく姿を描く。もう1組の夫婦は、ユースケ・サンタマリア(46)、木村多江(46)が演じる。

 TBSによると、最大のポイントは、ドロドロ不倫モノではないということ。「夫婦の絆」をテーマに、クスッと笑えるような「夫婦あるあるネタ」を織り交ぜ、コミカルなタッチで仕立てていく。

 中谷が演じるのは、結婚13年目の40代の専業主婦・真弓。一人娘の中学受験が終わり、子育てに一段落。妊娠を機に仕事を辞めていたが、学費などで圧迫された家計を助けようと十数年ぶりに仕事復帰を決意する。玉木は、住宅販売会社に勤務する秀明役。家族のために真弓が頑張れば頑張ろうとするほど、窮屈さを感じてしまい、ついには、人妻の綾子(木村)と恋に落ちてしまう。

 中谷は「家族だからこそ、身近だからこそ、『ありがとう』『ごめんなさい』が言えなくて、ほんの少しのボタンの掛け違いでヒビが入ってしまう―。そんなリアルな夫婦像をお見せすることになると思います」と説明。「夫婦の絆、愛について楽しみながら、一緒に考えていただけたら」とコメントした。

 玉木は「夫が一線を越えてしまい、夫婦の危機的な状況に直面した時、夫は、妻はこの問題をどう乗り越えていくか」と見どころを紹介。中谷との共演には「地に足がついた夫婦役を演じられる。夫婦のシーンでは、クスッと笑える部分もあるので楽しみたい」と心待ちにした。

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