辻仁成氏、イクメン生活語る 息子のため海に散骨プランも…ショックを受けた一言は?

スポーツ報知
辻仁成氏

 作家の辻仁成氏(58)が7日、NHK総合「ごごナマ」(月~木曜・後1時5分)にゲストとして生出演し、子育てについて語った。

 現在はフランス・パリで14歳の息子と暮らしている。「イクメン」として評判の辻氏は、朝6時半に起床し、朝食作りなど身の回りの世話をこなし、深夜2時半に眠る生活だという。睡眠時間も少ない日々だが「ナポレオンのようなものです」と意に介していない。さらに「みそは自分で作るに限る。塩麹(こうじ)も作っています」とこだわりを明かした。

 辻氏が家を空ける日は、「(知り合いの)アレキサンドルかウイリアムの家に預かってもらう。2組の家族に1週間単位で2週間。ウチの親戚が東京で預かることもある。一人で飛行機に乗りますよ」と息子との生活を語った。

 家の中では日本語で話すのがルールだという。「(息子は)日本語で日常会話が出来る。漢字は難しいけれど」と説明。自身のフランス語については「カフェでお酒を楽しんで、文句言うことは出来る。でもPTAは大変。必ず通訳を頼んでいる」と苦労を語った。

 息子がフランス語で友達と会話をしている姿を見て「自分の息子が知らない言語でしゃべっている。遺伝子でつながっている子が何を言っているか分からない経験は普通しないと思う」と話した。

 将来は日本で生活したいという希望を持っているという辻氏。「息子がフランスの大学を出たいと…。先月くらいに言ったんです。『フランスで生きていくと決心したから』と言われた。大学卒業するまではいようかなって。お墓はどっちにあった方がいい?と聞いたら、『近くにあったほうがいい』と言うので、(遺骨を)海にまこうかな」と“終活”プランを語った。

 息子とは親友のような付き合いをして、仲の良さをアピールしている辻氏は「最近、『パパ、僕は友達じゃないから』と言われた。仲良くするのが当たり前だと思っていたんですけどね」とショックを受けたことを明かした。既に息子に身長を抜かれたという。「腕相撲では負けちゃうからやらない。最近、卓球をやっている」と負けず嫌いな一面をのぞかせていた。

芸能

×