長谷川博己、朝ドラ「まんぷく」初出演！「出たいという欲を捨てた時に出られた」

　俳優・長谷川博己（４０）が１０月１日にスタートするＮＨＫ連続テレビ小説「まんぷく」（月～土曜・前８時）で、安藤サクラ（３１）演じるヒロイン・福子の夫・萬平役に決まったことが７日に発表され、大阪・中央区の同局で会見した。

　朝ドラ初出演となった長谷川は「２０代前半に何度もオーディションを受けて落ちてきた。若手俳優の登竜門といわれ、ヒロインの相手役をやるとそこから売れるよと言われていた」と若い頃の思い出を振り返った。安藤とも初共演となるが「ぜひ共演してみたい女優さんだったので、すごく楽しみ。朝ドラも出たいという欲を捨てた時に出られたので、（共演で）こうしたいという欲を捨てて臨みたい」と自然体を強調した。

　「まんぷく」は、戦前の大阪を舞台に、インスタントラーメンを発明した日清食品の創業者・安藤百福さんと、それを支えた妻・仁子さんをモデルに夫婦の奮闘ぶりを描く。長谷川は結婚前の２８歳から６０歳ごろまでを演じる予定。昨年６月に長女を出産した安藤は、朝ドラ初の育児をしながらのヒロインとなるが、独身の長谷川も「（現場に）いたら少しお手伝いできたらいいなと思ってます」と笑った。

　真鍋斎制作統括（５０）は「的確な演技力で多彩な役を演じられてきた。どんな役でも品格を漂わせている。長谷川さんなら、どんなにずっこけたことをやっても保たれる」と、起用について説明した。