絵本作家のぶみ氏、「あたし おかあさんだから」の批判に謝罪

スポーツ報知

 絵本作家・のぶみ氏(39)が8日、作詞した楽曲「あたし おかあさんだから」の歌詞に、母親の自己犠牲を強いていると批判が集まっていることを受け、公式ツイッターで「本当にたくさんの方をやな気分にさせたこと深くお詫びします」と謝罪した。

 お母さんになった女性の心情を歌ったこの曲は、「いまはふくもごはんも ぜんぶこどもばっかり」「新幹線の名前も覚えるの」「あたしよりあなたのことばかり」「それぜんぶより おかあさんになれてよかった」という歌詞。「母親はこうでないといけないという呪いみたい」などという意見がある一方で、「のぶみさんの歌詞に感動した。こういうお母さんになりたかった」と賞賛する声もあり、賛否両論で“炎上”している。

 のぶみさんは「なんでダメだったのかな 一体どこからダメだったんだ?」と疑問を呈し、「批判されると批判したくなるから あの時強く言ってしまったのか 悪かったな」と批判について反論したことを後悔した。

 そして「僕としてはおかあさんだから体験できたことを歌詞にしてます それで僕もおかあさんじゃないから おかあさんたちに聞いたり おかあさんにエピソード募集して作ってます」と、歌詞が母親たちの体験談を聞いて出来上がったと説明した。

 「これは、元々 ママおつかれさまの応援歌なんだ 泣いてる人もたくさんいた」とのぶみ氏。「聞いてやはりダメ、嫌いというならそれでしょうがないし、よかったと感じる人もいると思う」と心境をつづり、「手遅れかもしれないけどチャンスがあれば歌詞をもう一度おかあさんたちになにがダメだったか聞いて書き直したい! 関係者の方もう一度だけチャンスもらえたら嬉しいです」と呼びかけた。

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