斉藤由貴、客席に招待した母へ涙で「ごめんね」ダブル不倫騒動わびるように…

スポーツ報知
感極まった表情で実の母に感謝した斉藤由貴

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙の映画担当記者によって構成)が選ぶ「第60回(2017年度)ブルーリボン賞」授賞式が8日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。「ミックス。」で主演女優賞を受賞した新垣結衣(29)は、「すごく幸せです」と笑顔を浮かべた。「三度目の殺人」で助演女優賞の斉藤由貴(51)は涙を浮かべ、客席の母に感謝した。

 妻子ある50代の男性医師とのダブル不倫発覚から約6か月。この日は自身が招待した母・淳(あつ)さんが客席で見守っていた。胸元が開いた黒いドレス姿で登壇した斉藤は「お母さん、ごめんね。来てくれてありがとう」と声を震わせ、涙交じりに助演女優賞の受賞を喜んだ。不倫騒動で迷惑をかけたことをわびるかのようにあいさつすると、客席の母も目を潤ませていた。

 一方で、司会の大竹しのぶ(60)から「去年はいろいろ大変なこともあったけど」と突っ込まれると、「えっ、もうそこでいいですか。お恥ずかしい…」と慌てて発言を制する場面も。「仕事で評価されればいい」との激励に「今日は大竹さんと会えてうれしいです」と話すと、大竹から「私もいろいろあったから?」と返され、大爆笑を誘った。

 昨年12月の映画「リベンジgirl」の舞台あいさつ以来の公の場。騒動の影響で予定していたドラマ出演を辞退し、ニッポン放送「オールナイトニッポン MUSIC10」の出演はいまだ休止中。だが、この日の授賞式前には次に出演する映画の仕事に参加したことを明かし、「映画って女優にとって素晴らしい場所だな」とかみ締めていた。

 「三度目の殺人」は広瀬すず(19)と母子役で出演し、殺された夫の妻を不気味な芝居で演じた。1985年度の「雪の断章―情熱―」の新人賞以来32年ぶりの受賞。「こんなふうに思いがけず、ブルーリボン賞を頂けるのは夢みたいな気持ちです。本当に思いがけないプレゼントだと思う」と感激していた。

芸能

×