長嶋一茂、泰明小のアルマーニ制服に疑問「ドロ遊びしたらいけないのか」

　タレントの長嶋一茂（５２）が１１日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜・前１０時）にコメンテーターとして出演。東京・銀座にある中央区立泰明小が、イタリア高級ファッションブランド「アルマーニ」がデザインした総額８万円超の制服を導入すると発表したことについて「この子たちは砂場に行ったり、ドロ遊びしたらいけないのか」と言及した。

　コメントを求められた一茂は「高いんじゃないですか。給食代が払えないという家庭もある。これだけ格差社会の中で、何でも着ていいよというのは分かるけど、高い制服を着ろというのは。任意らしいけど着ていない人はいじめや、仲間はずれになる可能性がある」と疑問を呈した。

　泰明小の和田利次校長（６２）は、「銀座の街のブランドと泰明ブランドが合わさった時に銀座にある学校らしさも生まれてくる。気品ある空間・集団への凝集性とか、醸し出す『美しさ』は保っていかなければいけない」とコメントしている。

　これに一茂は「そもそも、小学生っていうのは勉強も大事だけど、校庭に出てどろどろになって遊ぶのも大事。“服育”っていう話を校長がしているのであれば、きれいにして下さいってこと。じゃあ、この子たちは砂場に行ったり、ドロ遊びしたらいけないのかという話になってしまう。これで優秀な人が輩出されるのかなと疑問になる」と話した。