波瑠、映画「オズランド」に主演! 異動するため奮闘

スポーツ報知
映画「オズランド」に出演する波瑠と西島秀俊

 女優の波瑠(26)が今秋公開の映画「オズランド」(波多野貴文監督)で3年ぶりに映画に主演することが12日、分かった。地方の遊園地で奮闘する新入社員を演じる。大ブレイクしたNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」(15年度後期)終了後、映画主演は初めてとなる。

 「海猿」(原案)、「S―最後の警官―」(原作)など多くの人気コミックを手がける作家・小森陽一氏の小説「オズの世界」が原作のハートフルコメディー。主人公・波平久瑠美は恋人が勤める超一流ホテルチェーンに就職するが、配属は系列会社が運営する地方の遊園地。数々の企画を成功させ“魔法使い”と呼ばれる天才上司や、個性的な従業員に囲まれながら、「MVP社員」となって好きな部署に異動するため奮闘する姿をユーモラスに描く。

 “魔法使い”の上司役は西島秀俊(46)で、2人は初共演。映画「SP」、テレビ朝日系「安堂ロイド」、「BORDER」などを手がけた波多野監督がメガホンを執り、昨夏、熊本・荒尾市の九州最大級の遊園地・グリーンランドを中心に撮影が行われた。

 波瑠は「嫌な人が登場しない物語だったので、波平が挫折や困難に感じることは全部自分に原因があるということを意識していました」とコメント。自身も04年の芸能界入りから、すぐにブレイクとは行かなかったが「環境や状況のほとんどは、自分の感じ方や向き合い方でどうにでも変わっていくのだと改めて考えることができました」と振り返った。

 西島も「とにかく面白い台本。登場人物達はとてもチャーミングですが、実際に遊園地で働いていらっしゃる方をモデルにしています。実際にお会いしてからより演技が楽しくなりました」と自信を見せている。

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