宝塚音楽学校「第104期生 文化祭」16日初日迎える

スポーツ報知
星組トップ娘役・綺咲愛里の妹・三徳美沙子さん(左から2人目)ら104期生

 タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市、小林公一校長)の「第104期生 文化祭」が16日、兵庫・宝塚バウホールで初日を迎えた。

 3月に同校を卒業し、宝塚歌劇団に入団する予定の本科生40人が、歌、ダンス、演技など2年間学んだ成果を披露する卒業公演。

 オープニングでは創設者の小林一三氏の「清く 正しく 美しく」の文字が書かれた扇型の看板を背に、正装の緑のはかまで日本舞踊を舞い踊った。その後、宝塚の名曲メドレーや、演劇、ダンスコンサートの3部構成で、若いパワーを発揮した。

 96期生で星組トップ娘役の綺咲愛里(きさき・あいり)の妹・三徳美沙子さん=兵庫県川西市出身=は姉と同じく娘役志望。姉そっくりの華やかなルックスで、ポピュラー・ボーカルでは「美麗猫(ミラキャット)」で色気を醸し出した。また、正午開演の部の演劇「MILKY WAY」では女官長リーザに扮(ふん)し、赤と黄色の優雅なドレスに身を包んだ。

 104期生は、4月27日に兵庫・宝塚大劇場で初日を迎える星組公演「ANOTHER WORLD」「Killer Rouge(キラー ルージュ)」で初舞台を踏む。綺咲と三徳さんは姉妹共演となる。

 文化祭は今年、多くのファンに見てもらうため、これまでの2日間開催から3日間開催を実施。17、18日にも上演される。今後も、3日間開催の方針。

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