“石田ゆり子本”20万部突破
スポーツ報知
1月30日に発売された女優・石田ゆり子(48)の著書「Lily―日々のカケラ―」(文芸春秋)が発行部数20万部を突破したことが16日、分かった。
21編のエッセーやイラスト、ロングインタビュー、美しさの秘けつやお気に入りレシピなどを収録した同書は初版3万部だったが、担当編集者も「予想以上のスピード」と驚く売れ行きとなっている。30~40代の女性が購買者の半数を超えており、同担当者は「日々の暮らしに喜びを見つけ、楽しく、美しく年齢を重ねていく石田さんの生き方が多くの方の共感と同世代からの支持の高さを得たのだと思う」と分析する。
写真の色味やレイアウト、使用する紙にまでこだわったという石田はスポーツ報知に「こんなにたくさんの方に手に取っていただけるとは思っていませんでしたので、驚いております」とコメントを寄せた。英語でユリを意味するタイトルは自身のニックネームでもある。「正直であることだけを決めごとにして、私の周りにある大切にしているもの、好きなこと、小さなこだわりなどを書き記しました。一冊になった時、私という人間の輪郭が浮かび上がるといいなと、それだけを思いつつ」とあらためて同書への思いを打ち明けた。